最近、スポーツ観戦の記録を上げているのだが、今回は観戦とは違うかもしれない。
なぜなら行った先の試合が中止になってしまったからだ。
3月7日の新日本プロレスの試合が行われる後楽園ホールに私は向かった。
新日本プロレスにはにわかであり、あまり知識はないが一度は会場に行ってみたいと思っていた。
とはいえ、開演時間から30分遅れての到着となった。
少々慌てて、試合が行われているであろう会場に到着したが、少し様子が変である。
リングを囲むはずのロープはどこに行った…。
そして棚橋弘至選手兼社長の言葉を聞き、驚いた。
ロープを支える鉄柱が完全に折れてしまい、試合を中止せざるを得なくなってしまったのである。
それゆえに代わりにトークショーが行われる運びとなったようだ。
ただ正直に言うと、プロレスの試合には初めて来たのでがっかりした、という気持ちが第一であった。
最初は、棚橋社長のほか、矢野通選手、エルデスペラード選手などなどが登場し、掛け合いをした。そして椅子がリング上に4つ設置されてからは、本格的にトークショーが始まり、永田裕志選手、小島聡選手、天山選手、タイガーマスク、後藤洋央紀選手が登場し、大会に向けての意気込みなどを語っていた。
あと、駆け出しプロレスラーであるヤングライオンも挨拶をしていた。
”誰か倒したいプロレスラーはいますか”
といった棚橋社長の質問に対し、ヤングライオンの一人が永田選手を指名していた。そのときの永田選手の優しげというべきか満足気のような表情が印象に残った。
そして次にユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」が登場し、トークをした。
高橋ヒロム選手と、鷹木信悟選手が中心にトークを展開。
急なトークショーのため、話題が定まらず二転三転しながらも、それぞれの個性が発揮され、面白おかしい時間が流れていった。
とまあ、こんな感じで楽しく終わったわけだが、正直なところ試合が見たかったのが本音である。
最後、公演が終わった皆がぞろぞろ帰ろうとしたところ、棚橋社長が再度現れ、お礼を述べていた。
“コロナ禍を乗り越え、さあこれからだ。といったタイミングでこのようなことが起きてしまったが、改めて観客の暖かさを感じた”
といったことを述べていた。
結局今回払ったチケット代は払い戻しがされることが決定されたわけだが、それだけにとどまらず、来た人のために急遽トークショーを開いたわけなのだから、新日本プロレスも暖かみのある団体と言えるだろう。
まあ、今回は試合が見れなかったわけなので、また機会があれば行きたいと思う。
さて、次はどこに行こうかな。
※いつもは写真を張っているが、今回は少々場所の特定がされやすい環境にあるため、写真はかなり控えめにしています。失礼。



