Ⅳ. 7年連続トップディビションに入っているクラブ割合
7シーズン連続でそのリーグの順位表に存在しているクラブはカウントがされる。
大半のサッカーリーグには昇降格制度があり、降格するクラブの数に差はあれど、下位のクラブが1つ下のカテゴリーへと落されることとなる。
このランキングにおいては、下のカテゴリーにいるクラブとトップディビションのクラブが循環を出来ているのかを確かめる。。
その数をリーグのチーム数で割り、パーセンテージを示す。
ただ、ランキング化しておいて無責任なことを言うが、この順位に関しては全く参考にならないと思う。
上位に入っているリーグの数々はあまり昇降格が無いクラブであったり、チーム数の変動が激しいリーグであったりとあまりあてにならないものとなっているからだ。
そのため正直ランキングとしての体をなしていないので、これに関してはめちゃ長文レビューを流し読みするような感覚で読んでいただければ幸いである。
7年連続トップディビションに入っているクラブ割合
10位 70.00%(7チーム/10チーム)
🇭🇷クロアチアフットボールリーグ(クロアチア)
10位 70.00%(7チーム/10~12チーム制)
🇵🇦リーガ・パナメーニャ(パナマ)
9位 71.43%(5チーム/7~10チーム制)
🇱🇻ヴィルスリーガ(ラトビア)
8位 72.73%(8チーム/11~12チーム制)
🇸🇰ニケ・リーガ(スロバキア)
6位 75.00%(6チーム/8~10チーム制)
🇫🇯フィジー・プレミアリーグ(フィジー)
6位 75.00%(12チーム/16~21チーム制)
🇻🇪ベネズエラ プリメーラ・ディビシオン(ベネズエラ)
5位 80.00%(16チーム/20チーム制)
🇨🇴カテゴリア・プリメーラA(コロンビア)
コロンビア含め中南米の国々の多くは、1つのシーズンを前期・後期制に分けている。
つまり1年に2回王者が決定しているわけだが、降格に関しては前期・後期を合計して下位であったクラブを降格させるシステムを採用している。
コロンビアは年に2チームが降格しているが、全体が20チームある中でこの降格数は比較的少ない数とみるべきだろう。
さらに、昇格組が留まることができずに即降格しているということもあり、トップディビションにいるクラブの循環ができていないのであろう。
それゆえにこれだけの高い順位になったのだと考えられる。
2位 83.33%(10チーム/12~16チーム制)
🇺🇿ウズベキスタン・スーパーリーグ(ウズベキスタン)
この順位に入ったのはまずチームの変動が多かったことが挙げられるだろう。
チーム数が増加するシーズンは降格枠が減ることとなる。
さらにコロナの影響で降格が無かったシーズンもあったようで、その影響で結構残っているチームが多くなったようだ。
今は14チーム制であり、下位2チームが自動降格、下から3番目のチームが2部リーグで3位だったクラブとの入れ替え戦を戦う形式となっており、地味に残留するのが厳しいリーグとなっている。
2位 83.33%(5チーム/6~10チーム制)
🇰🇬キルギス・プレミアリーグ(キルギスタン)
この順位となったのはウズベキスタンとほぼ同じ理由。
2017シーズンでは6チームしかなかったリーグがじわじわとその数を増やし、今では10チームとなっている。こうしてチームが増えているのだから、降格するチームの数も少なくなるのが普通である。
2位 83.33%(15チーム制/18チーム制)
🇲🇽リーガMX(メキシコ)
メキシコのリーグもコロンビアと同様、前期・後期制を採用している。
これだけ多くのチームが残留できているのも、その降格数が少ないゆえ。
メキシコは年にだいたい1チームしか降格がされないのだ。
それゆえに2部リーグのチームにとって1部リーグに上がることはかなり険しいことなのである。
1位 87.50%(7チーム/8~15チーム制)
🇰🇼クウェート・プレミアリーグ(クウェート)
クウェート・プレミアリーグは2016/17シーズンは参加クラブが15あった。
しかしその翌シーズンである2017/18シーズンでは参加クラブが8にまで減少している。
これは2部リーグ創設されたことが要因だと思われる。
もともと小国ゆえに2部リーグが存在していなかったのだが、多分チーム数が増加したことで、2部リーグを作る余裕ができたのだろう。やったね。
ちなみに現在クウェート・プレミアリーグに参加しているクラブは10チームあり、2部リーグに参加しているクラブは5チームしかいない。つまり2016/17シーズンからリーグ全体のチーム数は増加していないことになる。