Ⅱ. 7年連続上位20％に入っているクラブ割合

リーグに参加するチームの数に対し、全体の何パーセントのチームが7年連続で上位20％に入っているのかを確かめ、ランキング化したもの。

20チーム制のリーグを例に挙げると、上位4位以内に7年連続で入ったクラブがカウントされる。

そのカウントされたチーム数をリーグのチーム数である20で割って、出たパーセンテージがランキングに適用される。

ただすべてのリーグが20チーム制というわけではない。

ゆえに上位20％をどこまで捉えるのかについてだが。

8～12チームの場合は上位2チームを上位20％に、13～17チームの場合は上位3チームを上位20％に、18～22チームの場合は4チームを上位20％に…

といった感じにしている。

何故そのようにしているのかについてお聞きしたいかもしれないが、直感的に判断したため、うまく説明できないのでご容赦願いたい。

ただこのように上位20％の考え方だと最大で25％(8チームのリーグの内、上位2チーム)ということになるはず。

リーグのチーム数が変動しているような場合は、最もチーム数の少なかったシーズンを計算に採用する。（7シーズンの内で、10から12チーム変遷した場合、上位20％に残ったチーム数÷10で計算する）

それゆえにあまり正確性のないランキングである事をご容赦願いたい。

ではランキングに移ろう。12位から発表していく。

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7年連続上位20％に入っているクラブ割合

12位　11.11%（いずれも18チーム制で2チームが該当）

🇳🇱エールディヴィジ（オランダ）
🇩🇪サッカー・ブンデスリーガ (ドイツ)
🇪🇬エジプト・プレミアリーグ（エジプト）

5位　12.50%（8チーム制で1チームが該当）

🇦🇿アゼルバイジャン・プレミアリーグ（アゼルバイジャン）
🇹🇯タジキスタン・トップリーグ（タジキスタン）
🇳🇿ニュージーランド・ナショナルリーグ（ニュージーランド）
🇲🇩モルドバ・スーペル・リーガ（モルドバ）

5位　12.50%(16チーム制で2チームが該当)

🇮🇷ペルシアン・ガルフ・プロリーグ（イラン）
🇧🇾ベラルーシ・プレミアリーグ（ベラルーシ）

🇨🇩リナフット（コンゴ民主共和国）

4位　14.29%(14チーム制で2チーム該当)

🇧🇬ファースト・プロフェッショナル・フットボールリーグ（ブルガリア）

12連覇しているルドゴレツがその1チームであるわけだが、もう1チームはCSKAソフィアである。ルドゴレツが絶対的に強い1強13弱状態にあるわけではなく、時々CSKAソフィアだとかのまあまあ強いクラブが首位の座を脅かすこともある。そんなシーズンもありながら、ルドゴレツが12連覇しているのである。

3位　15.00%(20チーム制で3チーム該当)

🇪🇸プリメーラ・ディビシオン（スペイン）

サッカーをある程度たしなんでいる人であれば該当している3チームの内、2チームの検討はすぐにつくであろう。

レアル・マドリードとFCバルセロナである。

ではあと1チームはどこになるのか。それはアトレティコ・マドリードである。ディエゴ・シメオネ監督が長期政権を敷いており、上位安定をもたらしているのだ。

１位参考　16.67%（1チーム/6～10チーム制）

🇱🇹Aリーガ（リトアニア）

1/6の計算でトップに入っちゃった感じではある。今は10チーム制ではあるが、6チームでやっていた時期もあったのだ。そのため、あくまでも参考扱いの1位とした。

7年連続で上位20％に食い込んできたチームについてだが、そのチームの名はFKジャルギリスである。2010年以降安定して強いクラブであるが、本田圭佑選手も所属していたFKスードゥヴァに3連覇されちゃったり、コロナのせいでシーズン途中に終了して優勝者なしになっちゃったりで、集計している7シーズンでの優勝回数は3回に留まっている。

１位　16.67%（3チーム/18チーム制）

🇵🇹プリメイラ・リーガ（ポルトガル）

3チームが7年連続で上位20％に入っている。

その3チームとは、FCポルト、SLベンフィカ、スポルティングである。このリーグが3強なのは割と有名な話。

個人的に意外に感じたこととして、割とスポルティングは優勝できていないのである。21世紀に入ってから2回しか優勝していなかったりする。それ以外はFCポルトかベンフィカが優勝している。

観ている側としては三つ巴の方が面白いので、スポルティングには頑張ってくらいついてもらいたいところ。ちなみに23/24シーズンはスポルティングが優勝しましたね。やったぜ。

よく考えたら、スペインのプリメイラディビションと同じく、7年連続で上位4チームの中に入っているものを該当させているので、1位と冠しているがスペインと同率なのでは？　と思ったりもしたし実際そうなのだろうが、そういう細かいところを気にしだしてしまうと、きりがないためとりあえず1位ということにした。雑で申し訳ない。