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シント=トロイデンVV 観客動員数の変動

シントトロイデンは現在日本の企業であるDMMが経営権を獲得している。それによって果敢に日本人選手を加入してきたのだが、それによる反発で人気が少し落ちてしまっているのではないかという危惧が私にはあった。

そこで、ちょっと観客動員数の変動を見ていきたいと思ったわけです。DMMが経営権を持つ1シーズン前の2016-17シーズンから見ていきます。それでは参りましょう。


16-17シーズンはシントトロイデンは1部リーグにおいて12位に終わった。まだDMMは経営権を持っておらず、日本人選手は1人しかいない。

第1節(開幕節) 2016年7月30日
Vs スポルティング・ロケレン (16-17シーズンは11位に終わる)
結果: シントトロイデンが1-0で勝利
観客動員数:4066人

第15節(折り返し地点) 2016年11月18日
Vs クラブブルージュ (当時4位)
この時点でシントトロイデンは15位
結果:0-1でシントトロイデンの敗北
観客動員数:8252人

第26節(ダービーマッチ) 2017年2月10日
Vs KRCヘンク (当時7位)
この時点でシントトロイデンは12位
結果:0-3でシントトロイデンの敗北
観客動員数:11600人

第30節(最終節) 2017年3月12日
Vs KASオイペン (当時13位)
この時点でシントトロイデンは14位
結果:2-1でシントトロイデンの勝利
観客動員数:5321人

2016-17シーズンは 合計:103,116 人の 観客動員数を記録し、平均すると、6874人の動員で遭った。

17-18シーズンは11月にDMMが経営権を獲得することになる。このシーズンは富安を獲得するのみで日本人選手をあまり確認できない。途中まで上位に位置していたが、終盤で大失速をして、注意に甘んじる結果となった。

第1節(開幕節) 2017年7月30日
Vs KAAヘント(17-18シーズンは4位に終わる)
結果: シントトロイデンが3-2で勝利
観客動員数:6000人

第8節(ダービーマッチ) 2017年9月16日
Vs KRCヘンク (当時10位)
この時点でシントトロイデンは3位
結果:2-1でシントトロイデンの勝利
観客動員数:10649人

第16節(折り返し地点) 2017年11月25日
Vs スポルティング・ロケレン (当時13位)
この時点でシントトロイデンは4位
結果:0-0で引き分け
観客動員数:7500人

第30節(最終節) 2018年4月3日
Vs クラブブルージュ (当時1位)
この時点でシントトロイデンは10位
結果:0-1でシントトロイデンの敗北
観客動員数:10037人

2017-18シーズンは 合計:97,835人の 観客動員数を記録し、平均すると、6522人の動員数であった。

2018-19シーズンは、昨シーズンと比べると飛躍的に選手たちの市場価値が上昇している。これはDMMの補強によるところが大きいと推察される。このシーズンに鎌田・遠藤と他3人(内1人はシーズン中に移籍)の日本人が加入している。

第1節(開幕節) 2018年7月28日
Vs セルクル・ブルッヘ(18-19シーズンは13位に終わる)
結果: 0-0で引き分け
観客動員数:5346人

第16節(折り返し地点) 2018年11月25日
Vs RSCアンデルレヒト (当時4位)
この時点でシントトロイデンは5位
結果:4-2でシントトロイデンの勝利
観客動員数:10223人

第22節(ダービーマッチ) 2019年1月18日
Vs KRCヘンク (当時1位)
この時点でシントトロイデンは8位
結果:2-3でシントトロイデンの敗北
観客動員数:11174人

第30節(最終節) 2019年3月17日
Vs KAAヘント (当時5位)
この時点でシントトロイデンは7位
結果:0-2でシントトロイデンの敗北
観客動員数:14000人
プレーオフ進出をかけた重大な一戦だったため、観客動員数が多かったと推測。

2018-19シーズンは 合計:110,871人の 観客動員数を記録し、平均すると、7391人の動員数であった。 最後にプレーオフ進出をかけた争いができたことで、動員数も推しあがったのだと思われる。

2019-20シーズンは、昨シーズンと比べると、若干選手たちの市場価値が低下している。富安・遠藤と鎌田、他日本人3名が放出され、伊藤達哉や鈴木優磨やシュミットダニエルと松原が加入している。

第1節(開幕節) 2019年7月28日
Vs ロイヤル・エクセル・ムスクロン(19-20シーズンは10位に終わる)
結果: 0-1でシントトロイデンの敗北
観客動員数:4338人

第9節(ダービーマッチ) 2019年9月28日
Vs KRCヘンク (当時6位)
この時点でシントトロイデンは10位
結果:3-3で引き分け
観客動員数:9125人

第16節(折り返し地点) 2019年11月24日
Vs RSCシャルルロワ (当時4位)
この時点でシントトロイデンは11位
結果:1-3でシントトロイデンの敗北
観客動員数:4674人

第29節(最終節) 2020年2月28日
Vs KVメヘレン (当時6位)
この時点でシントトロイデンは12位
結果:0-3でシントトロイデンの敗北
観客動員数:4000人
この時期からコロナウイルスがパンデミックを起こしているので、観客動員数に制限をかけていた可能性もある。現に30節は中止となっている。

2019-20シーズンは 合計:78836人の 観客動員数を記録し、平均すると、5631人の動員数であった。 コロナウイルスの影響でシーズン最後のほうで動員数が減ったこともあるが、常に中位に位置していたために、あまり注目を集められなかったこともあるかもしれない。あと、この時点まででは、日本人選手がスタメン起用されているのは2人程度。5人ほどチームにいるのだが案外起用されているのは少ない。

2020-21シーズンはコロナ禍で観客制限が強いられていたため、極端に少ない人数となっている。よって比較の対象としては当てにならないため、このシーズンは無視する。ちなみにこのシーズンの日本人選手は遠藤が放出され、橋岡が加入。1人がローン加入し、そして去った。

2021-22シーズンもウィズコロナに対して探り探りで運営しているらしくおそらくどのクラブもコロナ禍以前よりは少ない観客動員数になっていたであろう。このシーズンは香川、林、原大智が加入、鈴木、伊藤が放出となっている。

第1節(開幕節) 2021年7月25日
Vs KAAヘント(21-22シーズンは5位に終わる)
結果: 2-1でシントトロイデンの勝利
観客動員数:2000人
コロナ禍で(以下略

第8節(ダービーマッチ) 2021年9月19日
Vs KRCヘンク (当時6位)
この時点でシントトロイデンは11位
結果:1-2でシントトロイデンの敗北
観客動員数:6000人
コロナ禍で(以下略

第15節(折り返し地点) 2021年11月21日
Vs ロイヤル・アントワープ (当時2位)
この時点でシントトロイデンは10位
結果:2-1でシントトロイデンの勝利
観客動員数:5370人

第34節(最終節) 2022年4月10日
Vs スタンダードリエージュ (当時14位)
この時点でシントトロイデンは9位
結果:3-0でシントトロイデンの勝利
観客動員数:10076人
このシーズンはリーグのチーム数が多くなっていたために、いつもより少し長いシーズンとなっていたようだ。

2021-22シーズンは 合計:65125人 の観客動員数を記録し、平均すると、3831人の動員数であった。いつもより少ないが、前半に制限がかかっていたから仕方ない。あと、驚いたことにこのシーズンから日本人選手の起用が増えている。最終節にいたっては先発5人が日本人選手である。

2022-23シーズンは、昨シーズンと比べると、チーム全体の選手たちの市場価値は低いものとなり、リーグで下から2番目となっている。高年齢化も顕著となっており、平均年齢はリーグで一番高いものとなっている。このシーズンは岡崎が加入し、松原と香川がチームを去っている。

第1節(開幕節) 2022年7月23日
Vs KAAヘント(21-22シーズンは1位(プレーオフでは2位)に終わる)
結果: 1-1で引き分け
観客動員数:5500人

第17節(折り返し地点) 2022年12月11日
Vs セルクル・ブルッヘ (当時9位)
この時点でシントトロイデンは10位
結果:0-1でシントトロイデンの敗北
観客動員数:4365人

第28節(ダービーマッチ・最新) 2023年3月5日
Vs KRCヘンク (当時1位)
この時点でシントトロイデンは12位
結果:2-2で引き分け
観客動員数:9783人

2022-23シーズンは 3月13日現在 合計:79373人 平均すると、5670人の動員数となっている。日本人選手は、林・橋岡・岡崎・シュミットが主に出場している。

さて、私はDMMがクラブの経営権を獲って、日本人選手をどんどん出場させているから人気が低迷しているのではないかと思ったが、実際は少々異なるのかもしれない。2018-19シーズンの最終節に14000人も集めたのは上位のプレーオフ入れるかもしれないという期待がサポーターにあったからだろう。それに観客動員数は減少傾向にあるのは確かだが、コロナの影響も要因の一つとしてある。そこで、一つ他のクラブと比較をしたいと思う。私はKVコルトレイク目を付けた。このクラブはシントトロイデンよりも若干上の位置につけることが多いものの、それでも中位か下位の位置に甘んじている。シントトロイデンと似た成績をしている。このクラブの観客動員数も見ていきたい。

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kinotto@benben

キノットと申します。サッカーの情報とか発信できるように頑張ります。

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